薄毛が男性に多い原因とは?効果的な対策は存在する

「男性薄毛の原因は?」「なぜ薄毛は男性に多い?」「効果的な薄毛対策はあるのか?」と薄毛で悩んでいて、効果的な対策をしたいと思う男性の方も少なくないでしょう。

成人男性の3人に1人が薄毛に悩まされていると言われています。では、なぜ男性に多く発症するのか?その原因の多くを占めるのが男性型脱毛症(AGA)です。

男性薄毛の大きな原因は遺伝と男性ホルモンによるものが大きいです。

20代にして薄毛と戦っている筆者が以下のことを解説します。

・男性薄毛の原因とは

・効果的な薄毛対策について

・薄毛を改善させるためのポイント

・薄毛対策の効果が表れるまでの期間について

このページをご覧いただければ、薄毛の原因を理解でき効率よくかつ、効果を期待できる薄毛対策ができるでしょう。薄毛対策で髪を取り戻し、今後の薄毛予防にも役立ちます。

1.男性薄毛の原因

男性の薄毛や若ハゲの原因は遺伝だけではなく、考えられる原因は他にもたくさんあります。発症時期や進行の早さも様々です。

早い人だと高校生辺りから薄毛の進行が始まりますが、多くは20代~30代で少しずつ症状が出始めます。僕は20代前半から薄毛の進行が始まりました。

「あれ?美容院ですきすぎたかな」と感じたのが始まりで、その日以降、薄毛を気にするようになりました。

友達や家族に言われて気付くかもしれませんし、自分で気づくかもしれません。髪の毛の日々の変化に気を付けていたら、もう少し早く気付けたかもしれません。

症状の出始めは、しっかりしている毛も多いのでまだ思っているほど目立ちません。

しかし、進行スピードは徐々に早くなると言われており、1.2年であっという間に薄毛が目立ち始めます。

個人差はありますが、僕は25歳ごろには薄毛が完全に目立っていました。しかし、すぐには対策は行いませんでした。この甘さが「すぐに対策をしておけば、、、と」今の後悔に繋がっています。

髪の毛の異変に少しでも気付いたなら、すぐに原因を追究し、対策することをおすすめします。

1-1.遺伝による薄毛

男性薄毛の原因は90%以上が遺伝だと言われています。しかし、遺伝だけがすべての問題ではありません。

遺伝と薄毛の関係性」でも説明していますが、薄毛が遺伝するということではなく、薄毛になりやすい体質が遺伝すると考えられています。

後述する「1-2.男性ホルモンと薄毛の関係」が薄毛の大きな原因となりますが、男性ホルモンによって薄毛を起こしやすくする体質が遺伝しやすいということです。

「遺伝だから仕方ない」と片付けてしまうのは納得いきませんよね?現に、僕は以下関連記事の方法で髪を取り戻しつつありますので、遺伝だからと言って諦めてはいけません。

1-2.男性ホルモンと薄毛の関係

男性型薄毛と男性ホルモンは密接にかかわっています。

男性の体内では「テストステロン」というホルモンが大量に分泌されています。このホルモンは男性の身体を形成するのに役立っています。

しかし、この「テストステロン」というホルモンが体内の「酵素(5αリダクターゼ)」の作用によって「ジヒドロテストステロン(DHT)」に変化すると、毛乳頭に悪さをします。

毛乳頭とは・・・
毛根の芯の部分で、髪の毛にとっての心臓に値します。

その結果、ヘアサイクル(毛周期)が乱れ、髪が思うように成長しきる前に抜けてしまいます。「毛周期(ヘアサイクル)の乱れは薄毛の原因|毛周期を正常にする方法」で詳しくヘアサイクル「毛周期」について解説しています。

最終的には弱く、コシの無い産毛しか生えてこなくなってしまいます。このDHTによる作用の繰り返しで薄毛がどんどん目立っていきます。これが、男性型薄毛の主な原因になります。

※先ほどの「1-1.遺伝による薄毛」に繋がる話ですが、、、

体内で「酵素(5αリダクターゼ)」を生成しやすい体質、そして「酵素(5αリダクターゼ)」が「テストステロン」に作用しやすい体質、さらに「ジヒドロテストステロン(DHT)」によって毛乳頭に悪さをしやすい体質の人が薄毛体質となり、遺伝により伝わっていくということになります。

1-3.薄毛に良くない習慣

薄毛に良くない習慣ということで、まず挙げられるのが「不規則な睡眠時間、不規則な食生活、間違った洗髪」の3つになります。

1-3-1.不規則な睡眠時間

一日の疲れた体を修復し、成長させてくれるのは睡眠です。最も成長ホルモンが分泌される時間帯は、午後22時~午前2時だと言われております。ゴールデンタイムとも呼ばれております。

一日の睡眠時間が8時間だとしたら、人生の3分の1は睡眠時間です。身体の疲れを取ることも大切ですが、脳を休めるという点も重要です。脳は眠ることでしか疲れが取れません。

そして、午後10時~午前2時までの寝ておくことで成長ホルモンの分泌が促進され、髪の成長だけでなく、老化防止や美容面でも効果が高いことが分かっています。

ゴールデンタイムの午後10時~午前2時に寝るのと、午前3時~午前9時まで寝るのとでは、疲労回復や髪の毛の成長に差が生じます。

理想は午後10時~午前2時の間は寝ることですが、どうしても寝られない人は、遅くても午後11時ごろまでに寝るようにしましょう。

どうしても早く寝れない人は、早起きを心がけましょう。早起きすれば自然と眠くなるのも早くなります。また、早起きは三文の徳というくらいですので、早起きもできゴールデンタイムにも寝れて一石二鳥です。

1-3-2.不規則な食生活

揚げ物一色のご飯などの偏りのある食生活では、髪の成長に必要な栄養素が満足に摂れないので、良くありません。

食事の偏りをなくし、1日3食きちんと食べ、時間のバラつきもなくしましょう。朝は6時~9時、昼は11時~14時、夜は18時~20時を目安にして食事の時間を固定しましょう。

絶対にこの時間に食べなければいけないということは無いですが、なるべく食事の時間をバランスよくすると一日の生活リズムを整えることもできるので生活習慣の改善に大きく貢献します。

1-3-3.間違った洗髪

間違った洗髪についてですが、皆さんは、どのように髪を洗っていますでしょうか?髪を洗ってから乾かすまでの一連の流れの中にも、髪に良くない洗い方や乾かし方があるんです。

シャンプーの使い方、髪の洗い方、乾かし方でも間違った方法だと、髪へのダメージは大きく薄毛になるリスクも高まります。

正しいシャンプーの仕方や髪の乾かし方などを一度おさらいします。

・シャンプーの正しい使い方

①洗う前にまずは髪をクシなどでほぐす

事前にほぐすことによって髪の毛についた、汚れやほこりを落とすだけでなく、皮脂の汚れを落としやすくする効果もあります。

②お湯でしっかりと髪を洗う

軽く濡らしてすぐにシャンプーをしてしまう人いると思いますが、最低でも2分ほど髪の毛をお湯で洗い流してからにしましょう。

お湯で流すだけで髪の毛についている汚れの8割は落ちます。

洗い流す時に一緒に頭皮も指の腹で揉むようにして洗いましょう。こうすることによって、頭皮の毛穴が開きシャンプーの洗浄効果をより活かせます。

このときの注意点としては、爪を立てないように気を付けます。爪を立てると、頭皮を傷つけてしまう恐れがあります。

③掌でシャンプーを泡立てる

掌で事前に泡立てることで、優しく頭皮を洗うことが出来ます。

分量としては、髪の毛の量にもよりますがだいたい100円玉か500円玉ぐらいのサイズでいいと思います。

大量にシャンプーを使ったからといって洗浄力がアップするわけではなく、あくまでも適量です。

また、シャンプーでの洗いすぎはかえって逆効果です。もともと髪のツヤや髪を守るバリアの役割を果たしている必要な分の皮脂まで洗い流してしまう恐れがあるので注意が必要です。

そして、シャンプーは1日1回までにします。

④地肌を洗う

髪の毛についている汚れは最初の2分間の洗い流しで大体とれているので、シャンプーで洗うのは頭皮になります。

髪の生え際から頭頂部までを指の腹を使い、全体をマッサージすると血行が良くなり代謝アップに繋がるのでおすすめです。

また同時に、毛穴に詰まった余分な皮脂も洗い流せやすくなります。このときの注意点はやはり爪を立てないようにして優しく頭皮をマッサージしてあげることです。

⑤よくすすぐ

髪の毛のシャンプー後はよく髪をすすいでください。シャンプーのすすぎ残しがある場合は髪に菌が繁殖しやすく頭皮トラブルを引き起こしかねませんので注意です。

すすぐ際にも頭皮マッサージをしつつ行うと、より心地よさを感じられると思います。

⑥リンスやトリートメントを付ける場合

リンスやトリートメントは髪の毛のダメージをカバーする役割ですが、してもしなくてもいいです。男性の方だとしない人の方が多いと思いますが、髪が傷んでいる場合はしてもいいと思います。

髪の毛の状態でリンスやトリートメントをするかどうかを決めましょう。

使用する際は直接髪の毛につけるように注意してください。あくまでも髪の毛を保護するものですので、頭皮にリンスやトリートメントは付けないようにして下さい。

数分おいて、髪の毛の内部に浸透させましょう。シャンプーと同様、すすぎ残しは頭皮トラブルへと繋がりますので、しっかりと洗い流します。

⑦タオルドライ後にドライヤーで乾かす

シャンプー後の髪の毛はバリア機能が低下していますので、そこに強い力でこするとダメージの原因になりますので、タオルドライの際は、ごしごしと強く拭くのではなく、ポンポンと当てながら水分を拭き取ってください。

髪の毛を乾かさずに湿った状態で放置しておくと菌が繁殖しやすくなるので、十分にタオルドライした後は、ドライヤーで速やかに乾かしましょう。頭皮の地肌も乾かしておきます。

※ドライヤーの熱も髪に良くありませんので、乾かす際は、髪から15~20cmほどドライヤーを離し集中的に1か所に当て無いようにしましょう。

これが洗髪の一通りの流れです。

洗髪ひとつでもやり方を間違えてしまうと薄毛の原因になりますので、上記の手順を意識して丁寧におこなっていきましょう。

2.男性薄毛の対策

男性薄毛

薄毛対策はいくつも存在しており、まずは気軽に始められるものからおこないましょう。とはいっても効果のないものに時間やお金はつかえません。

これから一つずつ対策法を説明していきますので、自分に合うと思う方法からはまず始めてみてください。僕が実際に行っているのもばかりですので是非参考にもらえればと思います。

ただし、根本的な改善にはなりませんので、髪型での対策をしつつ他の対策も並行して行いましょう。

2-1.髪型を変える

最初に思いつくお金があまりかからない対策は髪型を変えることです。

今日の明日ですぐに効果の出る薄毛対策はないので、髪型で薄毛をカバーしつつ他の対策を行うのが理想です。髪型は今日の明日でもすぐに変えることが出来るので、おすすめです。

実際、僕は髪型の変化だけで1年ほど粘っていました。

2-2.生活習慣の改善

ホルモンバランスを整えることはとても大切なので、適切な時間の睡眠と程度な有酸素運動、そして、栄養のあるバランスのいい食事、すべての生活の日常を規則正しく過ごすことで、僕たちの身体は癒され成長していきます。

当たり前のことですが、日々の生活リズムが重要になってきます。意識してやらないとなかなか出来ないことでもあります。

10代、20代は特に体力が無限にあるのではないかと思うほど活力に満ちています。「徹夜なんて平気」という人も多くいると思います。僕もその一人でした。

遊びたい気持ちは痛いほどわかりますが、そこはぐっとこらえて生活習慣を見直して、一日でも早く薄毛の克服を目指していきましょう。

2-2-1.有酸素運動を取り入れる

毛細血管からたっぷりの栄養と酸素を髪に送ることで、毛母細胞は活性化します。年齢と共に新陳代謝も衰えていきます。血行不良にもなりやすくなります。

どんなにいい栄養素を摂ったとしても、髪まで運ばれなければ意味がありません。そこで、代謝をアップさせて、血流を良くするのに最もいいのが有酸素運動になります。

1日30分程度のウォーキングやジョギングでしたら、無理なく継続出来るのではないでしょうか?

無理なく継続できる運動を心掛ける

・なるべく階段を利用する。

・電車通勤であれば、一駅分歩く。

・朝一時間早く起きて、運動する。(朝早く起きることで就寝時間も早まるので、早寝早起きに繋がります)

自分が無理なく継続できる範囲で有酸素運動を取り入れましょう。最初こそきついですが、3週間もすれば慣れてきます。

自転車や車と一緒で、動き始めるまでが一番パワーが必要ですが、動いてしまえばあとは勝手に進んでいきます。

また、ウォーキングやジョギングがいいのは足を使うからです。足の筋肉はポンプの役割をしており、血流を良くし、血液を全身にめぐらせるのに最適です。

ちなみに僕は週に5日はジムに通っていて、有酸素運動は最低40分は行っています。ジムに行くのは慣れないと行きたくな気持ちが増していましたが、慣れてくると日常の一部になります。そして、なにより楽しいです。

運動の後は、身体がすごくスッキリしますので、ストレス解消にもなります。

2-2-2.ゴールデンタイムに寝る

先ほども少し触れましたが、夜間は髪の毛の成長に重要なホルモン分泌のベストな時間帯です。

髪の毛の成長に欠かせないのは上質な睡眠です。睡眠不足だと一日の始まりもスッキリとせず、昼間のパフォーマンス力の低下にもつながってしまいます。

人間の身体には、日中の心身を活発に動かす交感神経と夜間の心身をリラックスさせる副交感神経があります。

これが、睡眠すべき時に睡眠をせず、無理に活動していると自律神経が乱れ、ホルモンバランスの乱れなど心身の調子も悪くなります。心身の調子が悪くなれば当然髪の成長にも良くありません。

夜間の成長ホルモンが最も分泌される時間が午後22時~午前2時になります。

この時間は先ほども少し触れましたが、ゴールデンタイムと呼ばれております。

なので、この時間は出来るだけ眠りについておきましょう。

眠りにつくコツ

・就寝前1時間はスマホなどの光を遮断しておく。

・就寝前にぬるめのお湯につかり心身をリラックスさせる。

・早起きする。
 早起きすれば夜の眠くなる時間も必然と早くなります。

寝起きをよくするために朝の寝覚めに少し太陽の光を浴びるといいです。太陽の光を浴びることにより、体内時計もリセットされ、いい生活リズムを構築していけます。

2-3.食生活の改善

10代、20代の内は特にジャンクフードなどのファストフードを好んで食べますが、控えた方が良いです。僕もマクドナルド大好きでしたが、薄毛改善に取り組むと決めてからは一度も食べていません。

また、糖分の摂り過ぎは髪の劣化にも繋がることが最近分かっています。なので、もちろんお菓子やジュースなども控えましょう。

ただし、我慢しすぎても逆にストレスですので、

どうしてもジュースが飲みたい時は炭酸水がおススメです。今はレモン風味などの味が少しついている炭酸水もあるので苦手な人でも比較的飲みやすいと思います。

お菓子も週に一回とかにし、工夫してストレスを溜めないようにして下さい。

2-3-1.品目の多い食事を心がける

品目の多い食事というのは、なるべく「多くの種類のものを食べる」ということです。摂れる栄養素と摂れない栄養素の偏りが無いようにバランスよくとるためにも品目は多くとった方が良いです。1日20~30品取れるのがベストです。

髪の成長に必要な栄養素や、食事の方法などこちらで「育毛に効果のある食材とは?」詳しく記載しています。

実家にいる場合は親御さんに協力を仰いで出来るだけ多くの品目を一日にとれるようにしましょう。一人暮らしでなかなか料理が出来ない場合はコンビニやスーパーでもいいですが、なるべくバランスよく多くの品目を取ってください。

コンビニ弁当であれば、一品サラダや、漬物などの野菜類をプラスしましょう。スーパーであればお総菜コーナーの品揃いも豊富なので、選びやすいと思います。

自炊 > スーパー > コンビニ

一番いいのは自炊ですが、どうしてもできない場合はスーパーにしてください。コンビニは最終選択肢にしてください。自炊もスーパーもダメな場合はコンビニでもいいです。

2-3-2.よく噛む

食事の際はよく噛むことも意識してください。

よく噛むことによって、消化も良くなります。消化が良くなれば栄養素も髪の毛まで届きやすくなります。沢山噛むことによって満足感も早く得られますので、食べすぎも防止できます。

目安としては1口30~50回ほどです。

また、沢山噛むことによって、消化を良くするだけでなく、がん予防、味覚の発達、肥満防止、発音がよくなる、など薄毛対策以外にも沢山のメリットがありますので、是非挑戦してみてください。

2-4.血流マッサージ

「1-3-3.間違った洗髪」のシャンプーの仕方で軽く触れた頭皮の血流マッサージですが、おすすめのやり方を紹介しますので、是非毎日の習慣に取り入れてみてください。

2-4-1.正しい血流マッサージ

正しい血流マッサージ

①指の腹を使いリズミカルに頭皮全体を動かしながらほぐします。

②前頭部、頭頂部、後頭部、そして両側の側頭部を前後左右に動かし、頭皮をゆるめていきます。

③掌の付け根の部分を使いこめかみや耳の上、首の後ろの筋肉をゆっくりほぐします。

④あごの周辺、首や鎖骨のリンパの流れを意識してやさしく、流します。(さする)

頭のてっぺんや首の後ろ、こめかみや耳の後ろを刺激することによって、筋肉のこわばりもほぐれ、頭皮全体の血流を良くし、リラックス効果もあります。

血流マッサージを行うことで、代謝もアップされ、自律神経を整えたり、疲れた目の回復や脳もスッキリさせてくれます。

また、髪の毛にとっても血流がよくなることは、栄養が届きやすくなるなど良いこと尽くしです。

血流マッサージを行う目安の時間は5分~10分です。

お風呂に入っているときでもいいし、お風呂上りでもいいので是非毎日の習慣に取り入れてみてください。

2-4-2.間違った血流マッサージ

間違った血流マッサージをしてしまうと、返って頭皮を傷つけたりと逆効果になってしまいます。

以下の4点に注意し血流マッサージを行いましょう。

間違った血流マッサージ

①力を入れすぎない。
(力の入れすぎは毛細血管を傷つけてしまう恐れがあります)

②爪を立てない。
(これも同様、爪により頭皮が傷つき、出血や内出血の原因になります)

③マッサージブラシで頭皮をたたく 
(一見良さそうですが、これも頭皮を傷つける要因になります)

④入浴時の長時間のマッサージ
(長時間の自己流マッサージだとどうしても偏りが出てきてしまいますので、目安は5分~10分とします)

血流マッサージをして、返って髪の毛に良くないことになっては意味がありませんので、正しい血流マッサージを意識して日常の習慣に取り入れてください。

2-5.育毛剤を使用する

育毛剤の使用は薄毛治療クリニックの受診と違い手軽に始められます。手軽に始められるものの、どんな育毛剤が良いか判断しかねると思います。

そこで、育毛剤を選ぶ基準からおすすめの育毛剤までをこちらに「育毛剤ランキング【2020年版】若ハゲ対策に有効なもの4選!」まとめましたので、育毛剤選びの参考にしてください。

若ハゲだけではなく、多くのAGA症状に効果が期待できる育毛剤を厳選しています。

育毛剤の使用はこんな人におすすめ

・自分自身で出来る対策をし尽くした方。
(生活習慣や食生活の改善をしても効果を感じられない時は、育毛剤の力を試すのはおすすめです)

・金銭面で余裕のない方。
(クリニックの受診はお金の面できつい部分がありますが、育毛剤は1万以下に抑えられるものが多いです)

・継続管理が出来る方。
(育毛剤の使用を毎日の日常に取り入れるので継続することが必要不可欠です)

2-6.薄毛治療クリニックの受診

薄毛治療クリニックですが、育毛剤より信頼度は高いように思います。その理由としては、やはり素人ではなく、薄毛治療のプロに診てもらい治療してもらうからです。

どうしても自分で薄毛対策しようとしても、知識不足や間違った方法で余計に薄毛を進行させてしまう恐れがあります。

もちろん治療するとなると、値段は育毛剤よりは高くなりますが、専門医による専門的な薄毛治療は信頼できます。

なので、育毛剤を使用して、体に合わない・効果を実感できないなどの際は薄毛治療クリニックの受診を検討してみてもいいかもしれません。

また、「育毛を始めるぞ!」と決心した際に無料カウンセリングを受けてみるのもおすすめです。

実際に僕もカウンセリングの経験は何回かありますが、役に立つアドバイスを沢山もらうことができます。先に無料でカウンセリングを受けてから育毛の方向性を決めるのも全然ありです。

薄毛治療クリニックはこんな人におすすめ

・確実に医学の知識を得て育毛したい方。
(自己流だと間違いがあるのかないのかも分かりません)

・金銭面で余裕のある方。
(ピンきりですが、月2~4万は予算があるといいです)

・多くの育毛方法を実践したけど、効果を感じられなかった方。
(自分で出来る対策をし尽くした際の最終手段としてクリニックの受診)

3.薄毛対策を成功させるポイント

生活習慣の改善、食生活や睡眠、運動など、日常的に出来る対策そして、育毛剤や薄毛治療クリニックの受診など多くの対策法を見てきました。

これらに共通して重要なことは継続と心構えです。

3-1.継続は必須

食生活の改善にしても、睡眠時間の徹底、有酸素運動、などこれらは根気よく継続することが必要です。

また、育毛剤の使用や定期的な薄毛治療クリニックの受診をする場合も継続していくことが重要です。

1日や2日のやったところで、効果は得られません。最低でも3ヶ月~半年は継続してみてください。それでも効果が表れない場合は、一度やり方を見直すか、新たな方法で薄毛治療に挑戦してみてください。

僕は、今現在も継続して育毛剤の使用や生活習慣に気を付けています。

本気で、髪の毛を取り戻したいなら、根気よく対策を継続することはとても大切なので、諦めないで一緒に頑張っていきましょう。

3-2.心構えは出来ているか

心構えというのは、今の髪の状態を理解し受け止めることです。

髪の毛の変化やサインを掴むことが理解の第一歩だとも思います。薄毛は徐々に進行していきますので、急に髪が無くなるということは無いでしょう。

だからこそ、日々の髪の変化に注意し、「髪のハリやコシが無くなる、抜け毛が増える、細くなる、などの変化」を受け入れることです。

受け入れてようやく、薄毛対策のスタートラインに立つのだと思います。

深刻に受け止めるのではなく、自分が歩んでいく人生の証として、受け止めていきましょう。1年は365日あります。

受け止めて、薄毛対策に取り組むのと、受け止めることが出来ずそのまま放置していくのとでは、全く違った次の1年になります。

薄毛になってしまうのはすごくショックなことですが、早めの切り替えで一日でも早い対策を心がける事がとても大切です。

僕は、かなり進行してから、真剣に対策を考え始めていますので、正直、「もっと早く薄毛と向き合えばよかった」「もっと早く対策しておけば」と後悔しています。

薄毛の進行に気づいても、心の状態を保って、冷静に対処していきましょう。心の安泰は身体の安泰にもつながります。

4.薄毛対策の効果が表れるまでの期間

薄毛対策期間

薄毛対策をしていく上で一番気になるのが効果を実感するまでの期間なのではないでしょうか?正直なところ、効果を実感する期間には個人差があり、具体的にいつまでに効果が出るかは断言できません。

しかし、一般的には対策を始めて、3か月~6か月ほどが効果が表れるまでの目安だと言われています。半年ほどで、目に見えて効果が表れる人もいれば、効果が表れない人もいます。

生活習慣の改善でも、育毛剤の使用やクリニックの受診でも最低3ヶ月は様子を見ましょう。それでも髪の毛に全く変化が無い場合は何か別の方法を試すか、今行っている対策法を一度見直すようにしましょう。

僕は、写真をとるようにし、変化を確認できるようにしました。スマートフォンで簡単に撮れますので、薄毛対策の効果を確認したり、育毛剤による対策の進捗状態を確認するのに最適です。

また、まわりの友人や恋人、一緒に住んでいる家族がいる場合は気付いてもらえる可能性もあるので、その人達の意見を取り入れるのもいいです。

5.まとめ

ここまで、「薄毛が男性に多い原因とは?効果的な対策は存在する」ということで、男性薄毛の原因と効果的な対策について説明してきましたが、いかがだったでしょうか?

薄毛の原因から実践的な対策まで多くのことを書いてきましたが、1つ1つはそんなに難しいことではありません。

このページの要点は以下になります。

・薄毛の原因は、男性ホルモンと不規則な生活習慣が大きな割合を占めている

・薄毛の対策で取り掛かりやすい髪型の改善から行いましょう

・効果のある薄毛対策としては、育毛剤や薄毛治療クリニック(AGAクリニック)が有効である

・食事や育毛マッサージ、シャンプーの仕方など日ごろの生活習慣を変えることも薄毛治療を促進させる

・薄毛治療は継続と「絶対に治す」という心構えが大切である

・薄毛治療を始めたら、最低6ケ月は頑張ってみる

薄毛の原因を理解し、髪の毛のメカニズムを把握し、対策を継続していけば薄毛の改善に希望が見えてくるのではないかと思っています。

もちろん、「これをすれば100%絶対に髪の毛を生える」という方法は今のところ存在しません。生活習慣の改善だけで薄毛を克服できた人もいれば、育毛剤で髪の毛を生やした人もいます。

どちらも効果を実感出来ない人もいます。しかし、何もしないで、薄毛の進行を放っておくよりよっぽどいいと思いませんか?

薄毛はとても辛いことです。特に20代などの若くしてなった場合は絶望的です。

僕も初めて薄毛だと気付いた時は、かなりショックを受けました。しかし、諦めずに色んな方法を試して、回復しつつあります。

上手くいかない時もありました。でも諦めなかったからこそ、成果を出しつつあるのだと思っています。毎日の積み重ねがやがては大きな成果を生みます。どんなことであれ、地道な継続はのちの大成を生みます。

試してみないと分からないことの方が多いです。日常の自分の出来るところから薄毛対策を始めてみませんか?これからも薄毛に関する有益な情報を発信していきますので、一緒に頑張っていきましょう。

僕もその一人で、悩みだした時期は早く、20代前半から薄毛が進行して、20代半ばにはもう、誰が見ても明らかに薄毛だと分かるぐらい進行していました。

20代の一番楽しい時期にこんなことになるなんてと嘆いていましたが、希望は捨てていませんでした。若くして薄毛が進行してしまったということは進行を食い止め、治療も早いのではと思いました。

片っ端から薄毛に関することを調べ、原因を把握し、対策を徹底したら、少しずつですが、薄毛の進行を止め、髪を取り戻しつつあります。

つまり、薄毛の原因を理解し、対策を行えば髪の毛が生えてくるという希望があるということです。

医学の進歩は目まぐるしいです。薄毛に関する情報は日々アップデートされ、どんどん新たな発見や治療法が出てきています。

正しい情報を見つけ、対策を行えば、薄毛の悩みから解放される日も近いと思っています。

若くして薄毛になってしまったからといって、諦めてはいけません。若くして薄毛になってしまったからこそ、早期の治療にも期待が出来るのです。

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