毛周期(ヘアサイクル)の乱れは薄毛の原因|毛周期を正常にする方法

薄毛

「毛周期(ヘアサイクル)とは?」「ヘアサイクルが乱れると薄毛になるって本当?!」「ヘアサイクルを正常にする方法があったら知りたい!」と毛周期(ヘアサイクル)について意味や乱れるとどうなるのかなど気になっている人も多くいます。

髪の毛に限らず全ての毛には毛周期(ヘアサイクル)があるのをご存知でしょうか?抜け毛が起こるのは、この毛周期(ヘアサイクル)の一環としてごく自然な現象です。

しかし、この毛周期(ヘアサイクル)が乱れると様々な頭皮トラブルを引き起こし、毛周期(ヘアサイクル)の乱れにより薄毛が発症してしまう原因になります。

このページでは、以下のことを解説しています。

・正常な毛周期(ヘアサイクル)と乱れたヘアサイクルの違いについて

・毛周期(ヘアサイクル)が乱れる原因について

・毛周期(ヘアサイクル)を正常に戻す方法

薄毛の原因は毛周期の乱れだけではなく、食生活や生活習慣の乱れなど、多くの原因があります。しかし、薄毛を引き起こす多くの原因の中でも、この毛周期の乱れが薄毛の進行に大きく影響します。

このページをご覧いただければ、正常な毛周期(ヘアサイクル)と乱れたヘアサイクルについて理解することができます。また、ヘアサイクルを正常にするための有効な対策についても詳しく説明していますので、ヘアサイクルの改善に役立ちます。

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1.正常な毛周期(ヘアサイクル)

図1)正常な毛周期(ヘアサイクル)

正常な毛周期(ヘアサイクル)

正常な毛周期は、まず毛穴から新しい毛が古い毛を押し出して生えてきます。この頃を、早期成長期といいます。

 ※早期成長期は図1の「成長期1」にあたります。

まだ弱い産毛ですが、徐々に硬く、太く強い毛へと成長していきます。この頃は、中期成長期といいます。そして、最終の後期成長期へと向かい、女性では4から6年で男性は3から6年かけて成長していきます。

 ※中期・後期成長期は図1の「成長期2」にあたります。

この時、髪の毛の成長を支えているのが、毛根の下の毛細血管が入り込んでいる毛乳頭になります。

 図2)髪の内部詳細図

毛の成長サイクル

毛細血管が細胞分裂を繰り返して、髪の毛になる細胞を作り、髪の成長を促進しています。髪の毛が健康に育つ「成長期」には、毛根や毛乳頭が活発に活動しています。

一定の期間が過ぎると、毛母細胞の細胞分裂が停止し、髪の毛の「退行期」が始まります。2週間から3週間かけて、毛根が徐々に頭皮の方へと上がっていきます。

そして、この後にくるのが「休止期」になります。

完全に成長が止まった髪の毛が毛穴に刺さっているだけの状態になり、あとは自然に抜けていくのを待つ状態になります。

休止期はおよそ2から4ヶ月の期間になります。この時の髪の毛は皮脂腺の下側まで毛根が縮まっています。休止期が過ぎると、毛乳頭から次の新しい毛の毛根を作るように指令を出します。

この指令を受けて、幹細胞が反応し、新しい髪の毛の芽が作られます。新しい毛が生えるのにこの幹細胞はとても重要な役割を担っています。

こうして生まれた新しい毛によって、休止期の古い毛が押し出されて抜けていくという仕組みになります。これが、1本1本の毛の成長サイクルになります。

1つの毛穴で何度も成長と衰退を繰り返されることになります。これが、正常な毛周期(ヘアサイクル)になります。

正常な毛周期(ヘアサイクル)まとめ

・成長期(早期・中期・後期)・・・新しい毛の芽が生まれて、約3年から6年かけて毛が成長する期間。

・退行期・・・2週間から3週間かけて、毛根が徐々に頭皮の表面に上がってくる期間。

・休止期・・・完全に成長の止まった毛が毛穴に刺さっている状態で、自然に抜けるの2ヶ月から4ヶ月待っている期間。

・脱毛・・・休止期を終えて、毛が抜ける。(※1日50本から80本の毛が抜けるのはごく自然の量です。)

このように、正常な毛周期(ヘアサイクル)であれば、約3年から6年かけて、毛の生まれと成長、そして、抜けていくというのを一つのサイクルとして繰り返しています。

2.乱れた毛周期(ヘアサイクル)

図3)乱れた毛周期(ヘアサイクル)

乱れた毛周期(ヘアサイクル)

 

一方乱れたヘアサイクルの場合は、早期成長期で髪の毛の成長が止まり、退行期と休止期にすぐに入って、抜けてしまうということになります。

本来であれば、3年から6年かけて髪の毛が強く育っていくのに対して、十分に成長が出来ずに抜けてしまうのが毛周期(ヘアサイクル)の乱れになります。

乱れた毛周期(ヘアサイクル)まとめ

・毛が十分に成長しきる前に、細くて柔らかい毛が抜けてしまう。

・日々の抜ける本数も増加していく。

このように、抜けている毛が細く、弱弱しい場合は、毛周期が何らかの原因で乱れているということになります。毛周期が乱れる原因については3章より説明します。

3.毛周期(ヘアサイクル)が乱れる原因

ヘアサイクル 乱れ

毛周期の乱れにつながる原因は日ごろの生活習慣や食生活、生活リズムの乱れなどが考えられます。また、洗髪習慣や過度な喫煙、飲酒なども毛周期の乱れへと繋がります。

これらの原因となるものをひとつずつ改善していく必要があります。

3-1.毛周期(ヘアサイクル)の乱れは薄毛に繋がる

生活習慣、食生活、生活リズムの乱れによって、毛周期が乱れると、薄毛の原因にもなります。

規則正しい生活と栄養素のバランスがとれた食事に改善していくことで、毛周期を正すことに繋がり、結果薄毛の改善にも繋がります。

4.毛周期(ヘアサイクル)を正常に戻す方法

毛周期 改善

毛周期を正常に戻す方法として以下の5つを紹介していきます。

栄養バランスのとれた食事、洗髪方法の見直し、生活リズムを整える、ストレスを溜めない、喫煙・飲酒を控える」の5つが主に毛周期の乱れを改善する方法になります。

それでは、一つずつ見ていきましょう。

4-1.栄養バランスのとれた規則正しい食生活

頭皮や髪への栄養素は後回しになり、栄養素が行き届きにくいです。人間が体内へ取り込んだ栄養素は身体の生命維持に必要な臓器から順に行きわたります

直接生命維持に関係が無い頭皮や髪の毛には栄養素が行き届きにくいのです。

ただでさえ頭皮と髪の毛に栄養素が行き届きにくいのに、そこへ栄養素の全く取れない食事や偏りが生じると尚更、栄養素が行きわたらないのは容易に想像がつきますよね。

多くの栄養素が頭皮環境の整備と髪の毛の成長には必要になりますので、栄養不足は良くありません。

毛周期を正しいサイクルに戻すためには、頭皮環境を整備するために必要な栄養素と髪の毛の成長に必要な栄養素を摂取していかなければいけません

4-2.洗髪習慣の見直し

日ごろどのような頻度でシャンプーをしますか?また、洗髪方法にも毛周期の乱れに繋がる原因があります。

シャンプーのすすぎ残しは菌の繁殖などに繋がり、毛周期を乱します。頭皮が脂っぽいからといって、シャンプーの使い過ぎは良くありません。

本来髪の毛を守るためにも、頭皮にはある程度の皮脂が必要です。過度のシャンプーにより皮脂を洗い流してしまうと、バリア機能が低下し、頭皮トラブルを引き起こしてしまいます。

シャンプーをする前にある程度髪の毛を洗い流す必要があるし、シャンプーの使用量、ドライヤーのかけ方など、日ごろ行っている洗髪習慣でも気を付けなければいけないことは多くあります。

洗髪方法からドライヤーの使い方まで詳しく記載しています。

4-3.一定の生活リズムを保つ

本来人間は昼間に活動し、夜中は休息するように出来ています。身体の仕組み的にも、一日動いた身体の疲れを修復したり、疲れをとるというのは夜に行われます。

もちろん、身体の成長を促す成長ホルモンの分泌も夜が一番多いです。なので、夜更かしや徹夜などは毛周期を乱れさせる原因になります。

成長ホルモンが最も分泌される時間帯は、夜10時から2時までの間と言われています。この時間に良質な睡眠がとれていないと、成長ホルモンも働いてくれません。

22時までに寝るのは、なかなか難しいと思いますので、遅くても23時頃までには睡眠できるようにしましょう。

睡眠に入るコツ

・早起きをする(早起きすると夜の眠くなる時間も自然と早くなります)

・寝る1時間まえからテレビやスマートフォンは触らないようにする。

・ゆっくり湯船につかる。(湯船につかる場合は寝る1時間前には済ませておきましょう)

・リラックスできる音楽を聴く(ASMRで睡眠を促す人も増えてきています)

4-4.ストレスを溜めないでうまく発散する

ストレス 発散

今の社会はストレスだらけです。ストレスを溜めないようにするのは難しいかもしれませんが、上手に発散することが大切になります。

ストレスを溜めこんでしまうと、自律神経の乱れや睡眠不足やうつ症状に繋がり、結果、毛周期の乱れにも繋がってしまいます。

自分に適したストレス発散法を見つけて、適度にストレスを発散していくことは、毛周期を乱さないという点以外に身体にも良いです。

4-5.タバコやお酒を控える

タバコのニコチンは髪の毛の成長に良くありません。

タバコの作用によって、毛細血管が収縮します。これが頻繁に続くと血管収縮により血行不良などが起こり、頭皮に栄養素が行き渡りにくくなってしまいます

すぐに禁煙は無理かもしれませんが、少しずつ減らしていきましょう。タバコの値段も上昇し続けていますので、やめるきっかけとして考えてみてください。

今では、禁煙外来や飲み薬の処方など、比較的禁煙がしやすい環境が整っています。ちなみに僕は5年間ほど喫煙していましたが、錠剤で禁煙に成功しました。

続いて、飲酒についてですが、これも控えるようにしましょう。お酒の飲みすぎは肝臓に負担をかけてしまいます。

肝臓の仕事の一つに血液中の栄養素の調整を行うという働きもあります。お酒により肝臓に負担をかけすぎると、栄養調整がうまくできず、髪の毛の成長にも影響が出てしまいます。

飲む量が多い人は極力減らしていくようにしましょう。

5.まとめ:毛周期(ヘアサイクル)の乱れは薄毛の原因|毛周期を正常にする方法

ここまで、「毛周期(ヘアサイクル)の乱れは薄毛の原因|毛周期を正常にする方法」ということで、乱れた毛周期(ヘアサイクル)は薄毛の原因になることを説明してきましたがいかがだったでしょうか?

このページの要点は以下になります。

・正常な毛周期(ヘアサイクル)は、3年~6年ほどかけてゆっくりと丈夫な髪の毛に育っていく

・乱れた毛周期(ヘアサイクル)は、髪の毛が成長しきる前に抜けてしまう

・毛周期(ヘアサイクル)が乱れる原因は、生活習慣の悪化が原因である

・生活習慣から変えていくことで、毛周期(ヘアサイクル)を正常にし薄毛改善にも効果が期待できる

髪の毛が約3年から6年の期間で髪の毛が生まれてから抜け落ちるまでにかかっているというのは、思いのほか長いと感じる人もいるのではないでしょうか。

しかし、ヘアサイクル乱れてくると十分に成長しきる前に抜けてしまいます。髪の毛が「生えては短いスパンで抜ける」の繰り返しで、徐々に薄毛が進行していきます。

そうならないためにも、まずは毛周期が乱れる原因を把握し、適切な対策を行っていく必要があります。日ごろの生活習慣の改善から見直し、出来ることから一つずつ確実に対策をしていきましょう。

生活習慣を改善しつつ育毛剤の力も借りましょう。育毛剤には、毛周期(ヘアサイクル)を正常に戻す効果のものを多くあります。

以下の記事も参考にしていただいて、必要に応じて育毛剤の使用も検討しましょう。

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