薄毛は遺伝だからと言って諦めていませんか?
確かに、薄毛の原因のほとんどは遺伝だと言われています。
早い人だと、学生や20代の若いときから薄毛が気になり始めます。
僕も22、3歳の頃から薄毛に悩まされ、かなり苦しく嫌な思いをしてきました。
今はもうすぐ28歳になろうとしていますが、薄毛の悩みはかなり緩和されました。
薄毛の悩みというのは男性を悩ませる悩みの中でも最上級につらいものです。
しかし、全く改善出来ないわけではありません。
薄毛で悩む人の割合と薄毛遺伝の仕組みについて詳しく説明していきます。
原因を理解し、出来る対策を行っていきましょう。
1.男性を悩ませる「男性型脱毛症(AGA)」の割合
多くの男性を悩ませるAGAですが、年々悩む人が増加しています。
AGAに悩む人の割合は日本人男性の全年齢の約30%以上です。
20代・・・約10%
30代・・・約20%
40代・・・約30%
50代・・・約40%
このように年齢と共に割合が増えています。
男性の3人に1人は薄毛の悩みを抱えているということになります。
症状としては、生え際や前頭部、頭頂部の髪の毛が軟毛化し細く短くなります。
進行すると、
生え際が後退したり、前頭部と頭頂部の髪の毛が薄くなり、そして抜けてしまうということが起こります。
薄毛のタイプは様々で、
生え際から進行するタイプもいれば、生え際と前頭部両方から進行するタイプもあります。
AGAのタイプ別の詳細については以下を参照下さい。
通常は3~6年かけて髪は成長しますが、ヘアサイクルの乱れにより、成長期に十分に成長出来ない髪の毛が抜けてしまうという現象が起こります。
十分に成長出来ないと当然弱く細い毛しか生えなくなります。
さらに弱く細い毛が抜けていきます。
髪の毛全体が細くなり、さらには抜けるといったことが起こります。
これの繰り返しで薄毛が目立っていくようになります。
2.薄毛遺伝の仕組み
薄毛遺伝の仕組みの前にまずは毛髪の成長のメカニズムを説明します。
この毛髪の成長メカニズムを説明する上でヘアサイクル(毛周期)も重要になってきます。
遺伝だけではなく、ヘアサイクルの乱れも薄毛に関係してきます。
1-1.髪の毛の発毛と薄毛のメカニズム
普段我々が髪の毛と呼んでいる部分は、皮膚の表面から外に出ている「毛幹」になります。
そして、皮膚の下にあるのが「毛根」でよく耳にするかと思います。
毛根は、髪の毛の成長を支える「毛包」によって包まれています。
毛包の周りには毛細血管が蜘蛛の巣のように張り巡らされています。
この毛細血管を通して髪の毛に栄養や酸素が運ばれます。
毛根の根元には「毛球」というものがあります。
毛球のくぼんだ部分は「毛乳頭」です。
毛乳頭の周りにはたくさんの「毛母細胞」があります。
毛母細胞は毛細血管から栄養や酸素を吸収し、細胞分裂を繰り返し、髪の毛を上に押し上げていきます。
上へ押し上げていくと硬い健康な髪の毛へと変わっていきます。
つまり、髪の毛の成長に最も重要になってくるのが
「毛乳頭」と「毛母細胞」になります。
これが、発毛のメカニズムです。
そして、この発毛メカニズムが崩れ、どのようにして薄毛に変わっていくのかというと、
そもそも薄毛とは、髪の毛の量が減って地肌が見えることです。
髪の毛自体が減って見える場合と髪の毛が細くなって見える場合とあります。
薄毛も進行していくと、大体の場合は髪の毛も細くなり、抜ける本数も増えるということが多いです。
薄毛の原因には遺伝的要因以外にも、食生活などの生活習慣など、多くの要因があると考えられています。
複数の要因が絡み合っていることもあります。
男性ホルモンの影響による毛乳頭の機能低下や頭皮の血行不良、血行不良による栄養不足、皮脂の異常分泌による毛穴のつまり、など多くのことが薄毛の原因だと考えられています。
原因はさまざまですが、一般的に薄毛の悩みで一番多いのが「男性型脱毛症(AGA)」になります。
男性型脱毛症(AGA)は主な脱毛の原因ですが、その他にも脱毛に繋がる症状が何種類かあります。
その種類についても知識として知っておきましょう。
ここまで発毛と薄毛のメカニズムについて説明してきました。
次からは、薄毛遺伝について詳しく説明していきます。
1-2.薄毛遺伝のメカニズム
薄毛遺伝のメカニズムは、遺伝的要因と男性ホルモンが密接にかかわっています。
男性ホルモンと聞くと、男性にしかないと思われがちですが、女性にも男子ホルモンはありますので、女性がAGAにならないという保証はありません。
一般的に男性ホルモンが悪いと思われるのですが、男性ホルモン自体は悪くありません。
毛包の中には5αリダクターゼという酵素が存在します。
そして、毛細血管の中にはテストステロンという男性ホルモンが存在します。
この2つ(5αリダクターゼとテストステロン)が毛乳頭部分で結びつくと「DHT(ジヒドロテストステロン)」という物質が生まれます。
このDHTが男性ホルモンのレセプター(受容体)と結合すると、さまざまな遺伝子に作用します。
DHTが影響を及ぼす遺伝子の中に
・髪の毛の成長を抑制する遺伝子(TGFβ-1)
・脱毛因子に指令を出す遺伝子(FGF-5)
などがあります。
DHTはこうした遺伝子の働きを促進させてしまいます。
これらの遺伝子が働けば、当然髪の毛の成長が思うように出来なくなり、抜けていくということになります。
ちなみに、5αリダクターゼという酵素にはⅠ型とⅡ型が存在します。
薄毛の原因だと考えられるのはこのⅡ型の働きによるものだと考えられています。
薄毛遺伝のメカニズムをまとめると以下になります。
薄毛遺伝メカニズムのまとめ
5αリダクターゼ(Ⅱ型)が男性ホルモンのテストステロンと結合し、生まれるDHT(ジヒドロテストステロン)が男性ホルモンのレセプター(受容体)と結合することこそが、薄毛発症の元凶となります。
男性ホルモン自体が悪いのではなく、DHTが悪さの根源です。
実際、AGAで薄くなったところには高濃度のDHTが存在することは研究でわかっています。
3.男性ホルモンの「レセプター」が薄毛遺伝に大きく関係する
ここまでの説明で遺伝的要素と男性ホルモンの関係性についてお話ししました。
男性ホルモンがどのように悪くなり、薄毛に作用するかはわかって頂けたかと思います。
一般的に薄毛=遺伝というふうに世間に広まっています。
確かに、遺伝によるものだと言えますが、単に「薄毛は遺伝だから」という訳ではなく、ここにも仕組みがあります。
その仕組みとは、男性ホルモンの「レセプター」の遺伝子が発現しているかどうかということです。
我々の身体がホルモンの情報を受け取るのは、細胞がそのホルモンに対する「レセプター(受容体)」を備えていることが必須です。
先ほど、ご説明したように、5αリダクターゼ(Ⅱ型)とテストステロン(男性ホルモン)が結合しDHT(ジヒドロテストステロン)を生み出すことによって薄毛が始まると言いました。
しかし、この5αリダクターゼ(Ⅱ型)とテストステロン(男性ホルモン)が結合したからといって、必ずしも全ての人が薄毛になるわけではありません。
男性ホルモンのテストステロンを受容するレセプターがあるかないかによって変わります。
このレセプターがあると、DHTを受容し、脱毛や薄毛に繋がるということになります。
逆にレセプターがなければ、DHTの影響を受けることなく、薄毛にもならないということになります。
このレセプターこそが遺伝ということになります。
両親からこのレセプターを遺伝で受け継いでいたら薄毛になる確率が高くなり、受け継いでいなければ薄毛になる確率が低いということになります。
4.遺伝子検査で適正に薄毛対策
男性ホルモン受容体のレセプターが遺伝されているかが薄毛になるかの別れ目ということを話してきました。
実は、レセプターが遺伝されているかについては遺伝子を検査することで分かります。
そこでおすすめなのが、
遺伝子検査を行って、それに適した育毛剤を提供するPersona(ペルソナ)です。
4-1.Persona(ペルソナ)という育毛剤
この育毛剤は遺伝子検査を元に一番適した育毛剤を提供するというものです。
Persona(ペルソナ)で検査する遺伝的特徴は以下の3つです。
・アンドロゲン受容体(レセプター)・・・男性ホルモン由来の薄毛かどうかを検査します。
・毛髪の強さ ・・・ 毛髪の細さに関連する薄毛かどうかを検査します。
・頭皮トラブル・・・頭皮トラブルによる薄毛かどうかを検査します。
遺伝子検査には通常¥24,800円かかるのですが、
このペルソナは無料で負担(定期コース6ヶ月継続時)してくれます。
育毛剤の値段
定期購入コース(6ヶ月) ¥9,800円/月
特典1 定期コース6ヶ月継続は遺伝子検査無料
特典2 常時¥3,000円OFF (通常¥12,800円)
内容や詳細については公式サイトで確認できます。
僕の場合はこの「育毛成功法」で書いているように遺伝子検査のできるペルソナは使用していませんが、当時はペルソナを知らなかったというのもあります。
知っていたら、間違いなく遺伝子検査をしてもらっていたと思います。
遺伝子検査で一番自分に適した育毛剤の使用を始めると同時に他の薄毛対策も並行して行いましょう。
複数の薄毛対策を行うことで薄毛改善効果も大きく相乗効果します。
5.まとめ
薄毛は遺伝だと認識されていることの詳細について話してきました。
遺伝されているもので薄毛に繋がるものは男性ホルモン受容体のレセプターです。
このレセプターが遺伝されるかどうかが薄毛になるかの分かれ目になります。
もちろん遺伝だけが薄毛の全ての原因ではないですが、AGAの多くが遺伝によるものです。
日本国内では男性の1200万人が男性型脱毛症(AGA)に悩まされていると言われています。
今は遺伝子検査が出来たり、日々の生活習慣などさまざまな薄毛対策法があります。
僕は、遺伝子検査こそしていないものの、完全な遺伝体質だと思います。
父親、祖父さらには母親方の祖父、両家がみなハゲ家系でした。
その遺伝を強く受け継いでいるのだと思います。
しかし、家系的に薄毛の家系だからと言って必ずしも薄毛が遺伝するという訳ではありません。
父親が薄毛でも子は薄毛になっていないということも多くあります。
そんな強く受け継いだ薄毛遺伝も改善出来るということを僕は身をもって証明しました。
薄毛の進行状況や薄毛になる仕組みを理解し、的確に対策をしていくことが脱薄毛に繋がります。
遺伝だからとあきらめずに薄毛改善に向けて対策をしていきましょう。