育毛に食事は欠かせません|育毛期間中で食事に注意する3つのこと

育毛期間中の食事はどうしていますか?

育毛期間中の食事には気を付けなければいけません。

育毛効果の期待できる食材を効率よくとらないといけません。

また、頭皮や髪の毛に栄養素がいくのは後回しになってしまいます。

人間の仕組み的に、生命維持に必要なところから栄養が回されます。

頭皮や髪の毛は生命維持に重要でないので当然後回しです。

いくら髪に良いからといって食べてもそれが、髪まで届かなければ意味が無いですよね。

とはいっても、食事からとれる栄養素は育毛には大切です。

食事を通してしか摂取でいない栄養素も多く存在しますので、食の存在は髪を育てるうえでは欠かせません。

そこで、今回は育毛期間中の食事での注意点と効率のいい食事のとりかたを説明します。

1.育毛期間中で食事に注意する3つのこと

育毛 食事

育毛期間中の食事で気を付けることが3つあります。

それが、「食事の偏り、頭皮と髪への栄養は後回しになる、食事の栄養を効率よく髪に届ける方法」になります。

どれだけいい育毛剤を使っても、食事からの栄養が無ければ体は機能しません。

食事にも意識を向けて、注意していくことで、育毛の効果をアップさせることが期待できます。

1-1.食事の偏りによる栄養不足

食事の偏りは栄養の偏りにもなるので、基本はバランスよく3食とるようにしましょう。

多くの栄養素が髪の毛の成長を助けてくれます。

食の欧米化が進み、ファストフードやコンビニの普及により、食事の偏りもかなり表れています。

とくに現代の人は忙しく、一人暮らしの人も増えています。

スーパーなどで食材を買い込むということをしている人も少ないです。

簡単な丼物やコンビニのパスタ、菓子パン、さらにはお菓子で食事を済ませてしまう人もいます。

当然そんなことをしたら、

炭水化物や脂質のとりすぎに繋がり、髪の毛に必要なミネラルやビタミン類の栄養素が不足してしまいます。

食事からとれる栄養素で不足すると、薄毛のリスクを高めてしまうことにもなります。

育毛期間中なのに食事の栄養が摂れなく、返って薄毛を招いては本末転倒です。

注意することの1つ目としては、「食事の偏りを無くし、バランスのいい食事を心がる」です。

1-2.頭皮と髪は栄養が後回しになる

冒頭でも、頭皮と髪への栄養は生命維持に重要でないから後回しになるという話をしました。

基本的に人間の構造上、口からいれた食べ物の栄養は心臓やその他、生命維持に必要な臓器から優先的に送られます。

なので、いくら「髪にいい」からと言って、どれだけその食べ物を食べても、髪に直接反映されるというわけではありません。

だからといって、食事で栄養を取っても意味が無いことはありません。

新陳代謝アップや血流促進は健康的な髪の毛を育てるのに欠かせません。

ホルモンバランスの安定など、僕たちの身体は「食」からの栄養によって支えられています。

注意することの2つ目としては、

髪に良いとされる食材でも、それだけ食べてはいけない」ということです。

1-3.効率よく食事の栄養を髪に届かせる方法

効率よく食事の栄養を体内で消化吸収させ、髪にも届くようにして上げることが重要です。

具体的には以下の3つのことに注意して、食事をしましょう。

消化吸収を効率よくする方法

1.ゆっくりとよく噛んで食べる

 食事のスピードが速い人は要注意です。

食べ物を十分に噛み砕かずに飲み込んでしまうと、胃に大きな負担がかかります。

消化にも時間がかかるし、吸収率も悪くなります。

よく噛むことによって、唾液が十分に食べ物と混ざり、消化吸収率をアップしてくれます。

また、よく噛むことによって、満腹感も刺激され、食べすぎ防止にもなります。

そして、

噛むことはストレス発散効果もあると言われています。

食事の際は、よく噛むことを意識していきましょう。

目安は1口30回~50回噛むようにしましょう。

2.消化を良くするために、食材の調理法も変えてみましょう

 硬い食べ物や脂肪分の多い食べ物は消化に時間がかかります。

消化に時間がかかってしまうと、これも胃の負担になります。

軟らかい食べ物を食べるようにしたり、硬い食材でも煮込むなどして調理法を工夫しましょう。

肉の場合でも、茹でたり煮込んだりするだけでも余計な脂も飛び軟らかくなります。

 

3.食後はすぐに活動せず休息が必要

 食べ物の消化には、胃や腸に多くの血液が必要になります。

食後すぐに活動してしまうと、消化に必要な血液が活動部位(手や足などの筋肉)に流れてしまいます。

活動しているところに血液が流れてしまうと、胃や腸に必要な血液が無く、活動力が低下してしまいます。

低下すれば当然消化吸収が悪くなってしまいます。

食後は30前後を目安に休息をとるようにしましょう。

これらの事に注意して食事をするようにしましょう。

注意することの3つ目としては、

消化吸収を良くして髪に栄養が届きやすくしよう!」ということです。

2.抗酸化物質で髪の毛の老化防止

髪の毛 薄毛予防

髪の毛の老化防止も育毛に繋がります。

その理由としては、

身体の老化は体内が酸化しているということになります。

体内の活性酸素は本来、体内に侵入してきた細菌などから身を守る働きがあります。

しかし、活性酸素が過剰に増えてしまうと、細胞などを酸化させて傷つけてしまいます。

若いときはいいのですが、年を重ねるごとに

活性酸素によって細胞の酸化が進み、代謝が悪くなっていきます。

髪の老化防止には、活性酸素を出来るだけ排除するような食生活がいいです。

その為にも、抗酸化作用のある栄養素を意識してとっていくようにしましょう。

抗酸化作用のある栄養素

・ビタミンC

 摂れる食材・・・アセロラ、かぼちゃ、にんじん、柑橘系(みかん、レモン、など)

 

・ビタミンE

 摂れる食材・・・うなぎ、ピーナッツ、筋子、アーモンド、べにばな脂、など

 

・亜鉛

 摂れる食材・・・生ガキ、豚レバー、牛肩肉、など

亜鉛は抗酸化作用だけではなく、育毛にも大きく貢献します。

・セレン

 摂れる食材・・・まぐろ、ぶり、かつお、たらこ、レバー、など

 

・リコピン

 摂れる食材・・・トマト、スイカ、柿、あんず、パパイア、マンゴー、など

 

・カテキン

 摂れる食材・・・緑茶、紅茶、など

 

・レスベラトロール

 摂れる食材・・・赤ワイン、ぶどうの皮、アーモンドの皮、リンゴの皮、イチゴ、など

 

・ルテイン

 摂れる食材・・・ほうれん草、ブロッコリー、グリーンピース、レタス、など

これらの栄養素を含んでいる食材も食事に定期的に取り入れていきましょう。

3.理想な食事の時間帯

育毛 食

僕たちの身体は1日中同じ動きをしているわけではありません。

身体のリズムに合わせて、最適なタイミングで食事をするのが身体に負担をかけずに、消化吸収をあげるコツです。

そして、1日の食事のなかで出来るだけ多くの品目をとるようにしましょう。

目安は30品目前後です。

こうすることで、多くの栄養素が取れ、栄養不足を減らせます。

それでは、食べ方や調理法など、どのタイミングに食事をとるのが

効率いいかについて説明していきます。

3-1.朝食

朝食を抜いていませんか?

午前中に最も活発に働いている臓器は肝臓です。

肝臓は、口から摂取した栄養素(糖質、たんぱく質、脂質)を貯蔵する役目があります。

必要に応じ貯蔵庫から栄養を出して、全身に届けています。

朝食を抜いてしまうと力が出ないというのは、エネルギーが肝臓に貯蔵されていないから起こるのです。

朝食は抜かずに1日を活発に活動するためにもしっかりととりましょう。

・時間・・・6時~8時の間に済ませましょう。

・メニュー例・・・焼き魚、玄米ご飯、ヒジキ煮やきんぴらごぼう、味噌汁、野菜スムージ、など

 玄米ご飯は血糖値の上昇がしにくいのでおすすめです。

野菜類も多く食事に取り入れましょう。

野菜がどうしても口に入らない時はスムージなどもいいでしょう。

3-2.昼食

昼食の時も、まだ肝臓は活発に働いています。

朝はまだ胃の調子が上がりませんが、昼には胃も活発に活動します。

血糖値を下げるインスリンや消化酵素を分泌するすい臓もすこしずつ活動を開始します。

1日の中で一番消化吸収が整っている状態が昼です。

この状態のときは、赤身のお肉や鶏肉、魚、卵などの良質なたんぱく質をとるようにしましょう。

野菜も忘れずに取りましょう。

時間・・・11時~13時の間に済ませましょう。

メニュー例・・・親子丼、野菜サラダ、トン汁、漬物、など

 親子丼には卵や肉などの良質なたんぱく質が含まれています。

髪の毛の主成分はたんぱく質です。

良質であればあるほど、人間の身体に近いので、消化吸収率もいいです。

3-3.夕食

夜は、多くの臓器の活動が鈍ってきます。

胃の活動も低下して来るので、遅くても21時までには夕食を済ませましょう。

活動低下している臓器に負担をかけないように、脂質は少なくしましょう。

とはいっても、栄養は必要ですので、消化のいい魚や野菜などを食事のメニューにしましょう。

時間・・・18時~20時の間に済ませましょう。

メニュー例・・・さしみや煮魚、汁物、温野菜、納豆、など

 身体を温めてくれる食材は、穏やかな睡眠にも繋がります。

良い睡眠に繋がれば、成長ホルモンの分泌の助けにもなります。

活性酸素を抑える為と、夜はエネルギーの消費が少ないので米やパンなどの主食を抜ける人は抜きましょう。

3-4.神経質にならないことも大切

ここまで、食事の時間やメニュー例を話してきました。

あくまでも一例ですので、あまり神経質にならないようにしましょう。

友人と飲みに行く時もありますし、焼き肉に行きたくなる時もあります。

そんな時は、神経質にならずに思いっきり楽しむということも大切です。

食事に気を使いすぎて、返ってストレスを溜めては意味がありませんので、適度に息抜きもしていきましょう。

多く食べてしまった日や、食事が偏ってしまった日があっても、次の日から少しずつ戻していけばいいです。

気を張り詰めすぎないように、

バランスよく、楽しく美味しく食事をするのが、一番ストレスを溜めずに頭皮や髪にもいいと思います。

4.まとめ

育毛期間中に食事で注意することということで話してきました。

注意することとして、以下の3つです。

食事の偏りのないようにする

頭皮と髪への栄養は後回しになる

・食事の栄養を効率よく髪に届ける方法

これらのことに注意しつつも、抗酸化作用のある食材も取り入れて

髪の毛の老化を防ぐことも大切です。

そして、理想の食事や時間帯についても話してきました。

臓器の働きや、食事のメニュー例を話してきましたが、一番は

神経質にならずに、バランスよくいろんな食材を彩りよく、楽しく美味しく食べることです。

食生活が良くなれば、育毛効果も互いに良くなっていくと思います。

少しでも参考になれば、是非日ごろの習慣に取り入れて育毛を頑張っていきましょう。

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