ドライヤーをした時の抜け毛を気にしたことはありませんか?
ドライヤー時の抜け毛にはちゃんとした理由があります。
また、普段抜け毛が多いと思っていたとしても、それは正常範囲の抜け毛かもしれません。
今回は、抜け毛の正常範囲とドライヤーによる抜け毛の原因と対策について説明していきます。
1.抜け毛の正常範囲1日100本程度?
まず初めに、抜け毛の正常範囲について、1日どれくらい抜け毛があるかご存知でしょうか?
答えは、1日平均して50本~100本なら正常です。
これは「髪の毛のヘアサイクル」に基づき、自然に起こることです。
髪の毛は成長と退化を繰り返しています。
このヘアサイクルに沿えば、自然に抜けていく毛髪も当然あります。
なので、1日100程度の抜け毛は正常範囲だと覚えておきましょう。
2.ドライヤーによる抜け毛の3つの原因
ドライヤーによる抜け毛の原因は主に3つ考えられます。
それは、「シャンプーのすすぎ残し、熱による髪ダメージ、熱風の一点集中」です。
それでは、一つずつ解説していきます。
2-1.シャンプーのすすぎ残し
まず、シャンプーをする前に
・髪をクシでブラッシングする
・十分に髪を洗い流す
などシャンプーをする前にもすることはいくつかあります。
これらのことを飛ばして、髪を濡らしてすぐにシャンプーをするのは髪に良くありません。
シャンプーの仕方でも抜け毛が増えたり、薄毛を進行させる原因になります。
さらにシャンプーのすすぎ残しがあると、自然に抜けた毛が抜けていない毛についているという場合があります。
それで、ドライヤーをかけた時に、既に抜けている毛で、他の抜けていない髪の毛についている毛が、風によって飛ばされて、抜け毛と勘違いするということです。
シャンプーのすすぎ残しや髪の乾かし方でも、髪ダメージに繋がることがあります。
以下記事に正しいシャンプーの仕方と乾かし方について記載していますので参考にして下さい。
2-2.熱による髪ダメージ
次は、ドライヤーの熱による髪ダメージの蓄積による抜け毛です。
ドライヤーを使用するときはどれくらいの距離をとっていますでしょうか?
ドライヤーの熱風の温度は
・吹き出し口から3cm・・・120℃~140℃
距離を離せば離すほど、熱風の温度も下がります。
一番いいドライヤーの距離は15cm~20cmです。
これだけ離せば、温度も100℃以下になるでしょう。
なので、熱による髪ダメージを軽減するために
15cm~20cmドライヤーを離して髪を乾かしましょう。
地肌までしっかりと乾かしましょう。
注意点
自然乾燥はやめましょう。
濡れた髪をそのまま放置すると菌の繁殖に繋がりますので、必ず乾かすようにしましょう。
タオルドライ ⇒ ドライヤーの順です。
2-3.一点に集中してドライヤーの熱風をあてる
続いては、一点集中してドライヤーをあてることです。
100℃以上の熱風を一点に集中してあてるのも髪ダメージに繋がります。
ドライヤーの熱風を分散して使用しましょう。
3.ドライヤーの使い方次第で薄毛を進行させる
以上のことを説明してきましたが、これらに注意しないと薄毛を進行させてしまうリスクにもなってしまいます。
男性でも女性でも薄毛の悩みを抱えている人は年々増えています。
薄毛予防と対策の一環としても、ドライヤーによる髪ダメージを抑えて、無駄な抜け毛を回避していきましょう。
4.正しいドライヤーの使い方
正しいドライヤーの使い方として以下のことに注意しましょう。
正しいドライヤーの作法
・15cm~20cm髪から離す
・一点集中に熱をあてない
・地肌までしっかりと乾かす
5.まとめ
ドライヤーによる抜け毛の原因と対処法について話してきました。
おさらいをすると、ドライヤーによる抜け毛の原因は以下の3つです。
・熱の当て過ぎ
・シャンプーの洗い残し
・一点に集中してあてる
これらの対処法としては、
・15cm~20cm髪から離す
・一点集中に熱をあてない
になります。
これらの事に注意して正しい洗髪習慣をつくりましょう。
抜け毛は1日100程度なら正常範囲です。
あまり神経質にならずに日ごろのヘアケア習慣を改善していくことが、一番の抜け毛予防にも繋がると思います。