「室内で帽子をかぶるとはげる」と言ううわさをよく聞きます。
先日、僕も言われました。
このことについて真相を調べたところ、
室内で帽子をかぶることで禿げるのではなく、「頭皮環境を悪くする」というのが正解です。
今日は、「室内で帽子をかぶるとどうなるか」や「外で帽子をかぶるメリット」について説明していきます。
また、「室内で帽子をかぶるとはげる」と言われる原因についても説明しています。
1.薄毛対策で良く使用される帽子
薄毛対策と聞いてまず最初に思い浮かぶのが帽子なのではないでしょうか?
確かに帽子をかぶれば、薄毛であることはバレません。
僕もよく使用していました。
冒頭でも話しましたが、「室内で帽子をかぶるとはげる」といううわさが広まっているみたいです。
ハッキリ言って帽子をかぶることではハゲません!
帽子をかぶることと薄毛の間に直接的な関係はありません。
ではなぜ、「室内で帽子をかぶるとはげる」といううわさが広まったのか?
それは、通気性の問題です。
まずは、外で帽子をかぶるメリットについて見ていきます。
2.外で帽子をかぶるメリット
外で帽子をかぶるメリットとしては主に以下の2つです。
・紫外線から頭皮を守ってくれる
・薄毛(はげ)がバレない
紫外線は頭皮に良くありません。
頭皮は顔や体以上に皮が薄いので、紫外線の影響を受けやすいです。
紫外線により、活性酸素が増え、頭皮環境が悪くなります。
皮脂の分泌量が乱れ、菌の繁殖や炎症を引き起こす原因になります。
活性酸素が頭皮に与える影響については以下の記事をご参照ください。
そして、ハゲであることがばれません。
初めて会う人や街を歩いている人にジロジロと見られたくないですよね?
そういう時に帽子はうってつけのアイテムです。
ただし注意点はあります。
かぶる帽子の注意点
・ずっと同じ帽子を使用すると菌の繁殖に繋がるので、定期的に洗いましょう。
・出来るだけ通気性の良い帽子をかぶる
通気性に考慮し、頭皮と帽子を清潔に保っていれば帽子をかぶることは全く問題ありません。
むしろ、紫外線から保護してくれるので良いです。
3.室内で帽子をかぶると良くない理由
ここまで、帽子のメリットなどについて見てきましたが、続いては、なぜ「室内で帽子をかぶるとはげる」といわれるのか?
それは、室内で帽子をかぶるメリットが無い上に、蒸れて頭皮環境が悪くなるからです。
このことからうわさが広がったと思います。
外で帽子をかぶることは紫外線から頭皮を守るというメリットはありますが、室内ではメリットはありません。
しかも、外より室内の方が通気性がわるいです。
かといって、室内で帽子をかぶる=はげるにはなりませんので安心してください。
先ほども少し話しましたが、帽子をかぶり頭皮が蒸れた場合、汗や皮脂で頭皮がベタつきます。
ベタついた頭皮では、菌の繁殖や炎症を起こしやすくなります。
そうなると、抜け毛の増加に繋がるリスクもあります。
ちなみに、ウィッグやかつら、エクステなども頭皮が蒸れやすいので、使用には注意しましょう。
あと、引っ張りすぎると牽引性脱毛症のリスクが高まるし、締め付けすぎても、血行不良の原因になります。
4.帽子で頭皮環境を悪化させないための対策
仕事の関係で、どうしても帽子やヘルメットをかぶらなければいけない場合は以下の4つのことを心掛けましょう。
・通気性の良い帽子
・帽子は定期的に洗うなど、清潔にしておく
・締め付けすぎない帽子をえらぶ
・頭皮を清潔にしておく
帽子の通気性に注意し、頭皮も帽子も清潔に保っていれば基本問題ないです。
5.まとめ
ここまで「室内で帽子をかぶるとはげる」と言う話題について話してきましたがいかがだったでしょうか?
実際に、室内で帽子をかぶることとはげには直接的な関係はありません。
なので、室内で帽子をかぶってもハゲません。
しかし、通気性や締め付けの関係で頭皮の血行が悪くなったり、蒸れにより頭皮環境が悪くなる可能性が高まります。
汗や皮脂により頭皮の縁の繁殖や炎症を引き起こすリスクも高くなり、抜け毛が増えることもあるので注意が必要です。
基本的に以下の4つの事を守れば、問題ないかと思います。
・通気性を考慮する
・帽子は定期的に洗う
・締め付けの弱い帽子を選ぶ
ハットやゆるめのニットなど
・頭皮をキレイにしておく
仕事の都合上毎日帽子やヘルメットをかぶる人もいれば、オシャレとしてかぶっている人もいます。
上記の4つのことに注意すれば、室内で帽子をかぶっても何ら問題ないと思います。
僕は、若ハゲ時代からずっと帽子を愛用していますが、ちゃんと育毛の成果が表れ髪は生えてきました。
実体験からも、帽子とハゲは関係ないと言えます。