「急激なストレスで薄毛になった」「ストレスと薄毛は関係あるの?」「ストレスを発散して薄毛のリスクをなくしたい」とストレスによる薄毛の進行を抑えたい人やうまく発散する方法を知りたいと思っている人は少なくありません。
薄毛の原因は、遺伝や生活習慣の乱れによることが主な原因と言われていますが、実はストレスも薄毛に大きく関わっています。そもそも、生活習慣の乱れはストレスからくることもあります。
このページでは以下のことを解説しています。
・ストレスが髪に与える影響について
・上手にストレスを発散する8つの方法
・ストレスを溜めないコツ5選
「ストレスを感じて生活習慣が乱れ」そして、「乱れた生活習慣でさらにストレスを感じる」というふうに悪循環になってしまいます。さらに、薄毛であることが悩みになりストレスを感じてしまいます。
このように、ストレスの悪循環にはまってしまったら、薄毛の進行スピードも早まってしまいます。
僕は、職場のストレス、プライベートのストレスと多くのストレスを感じていました。追い打ちをかけるように、20代で薄毛になり、さらにストレスを感じて心身共にボロボロでした。
生きているだけで、ストレスを感じてしまうこの世の中なので、もちろん僕だけがストレスを感じているということはありません。誰しも感じる事です。
「ストレスもいかにして溜めないか」また「溜めてしまっても上手く発散できるような方法を身につけているか」によって薄毛改善への効果も大きく変わります。
そんな、ストレスを感じまくっていた僕でもストレスとうまく付き合い、薄毛に真剣に向き合って改善して来れたのにもコツや方法はあります。
このページをご覧いただければ、薄毛とストレスの関係性を理解することができます。また、ストレスを溜めないコツやうまく発散する方法についても把握することができ、薄毛対策に繋がります。
1.ストレスの要因
現代社会はストレスの宝庫のようなもので、いかにしてうまくストレスと付き合っていくかが重要です。「薄毛にならない、進行させない」ためにもまずは、ストレスの原因を理解し、対処していく必要があります。
ストレスの要因は様々です。
・職場や上司のストレス
・仕事自体のストレス
・給与面でのストレス
・学校でのストレス
・交友関係のストレス
・家族のストレス
・健康面でのストレス
など、数えだしたらキリがないほど、多くのストレスが僕たちのいる時代ではあります。普段、僕たちがストレスに感じているものの多くは、「心理・社会的ストレス」のことを指していることが多いです。それらのストレスは大きく「行動面・身体面・心理面」の3つに分類が出来ます。
1-1.ストレス反応は「行動面・身体面・心理面」の3つに分類される
ストレス反応による影響は、行動面、身体面、心理面の3つに分けることができます。それぞれのストレス反応によって、体調不良や生活習慣の乱れ、仕事でのミスや精神的な不安などを引き起こします。
体調不良や生活習慣の乱れなどが薄毛に繋がる原因になります。
ストレスの影響
・行動面への影響
飲酒量の増加や喫煙をしない人が喫煙を始める。また、仕事でのミスや事故、危険行為の増加などがあります。
・身体面への影響
身体のふしぶしの痛みもストレスによるものがあります。
腰痛、目の疲れ、頭痛、肩こり、動悸や息切れ、胃痛、食欲低下、便秘や下痢、不眠など多くの症状があります。
・心理面への影響
やる気が出なく、活気の低下、そしてイライラ、不安、気分の落ち込み,興味・関心の低下などがあります。
2.ストレスが髪の毛に与える影響
不眠などの症状は、成長ホルモンの分泌を妨げます。夜の22時から2時までの間が最も成長ホルモンが分泌される時間帯です。その時間帯に深い眠りにつけなければ成長ホルモンも分泌されず、当然髪の毛も思うように成長出来ません。
また、「食」からの栄養は髪の毛の成長には欠かせないので、食欲低下も薄毛の原因になります。髪の毛を構成しているのはたんぱく質になります。
人間の体内で生成できるたんぱく質と生成出来ないたんぱく質があり、髪の毛を構成している成分の中には、「食」から摂取しないといけないものも沢山あります。
また、便秘や下痢なども体調の悪化につながり、髪の毛に良くありません。このように見ていくと、ストレスが髪の毛に与える影響は大きいと判断が出来ます。
2-1.薄毛自体がもたらすストレス
そして、薄毛であること自体がさらに薄毛を引き起こすことにも繋がります。「他人の視線、薄毛の改善がうまくできない、日々の育毛行為」などが余計にストレスを生むこともあります。
2-2-1.他人の視線がストレス
薄毛であることを他人に見られるだけでもストレスを感じてしまうという人は少なくありません。僕も、他人の視線が気になりすぎて、外に出たくなかったですね。親戚や友人にも見られたくなかったです。それが、返ってストレスになってしまいます。
どうしても嫌な時はよく帽子をかぶっていましたが、正直あまり似合わないのでそれも抵抗がありました。髪の毛も蒸れるのであまりおすすめはしないです。
他人がなんとも思っていないかもしれませんが、当の本人は気になってしまいます。これもストレスを引き起こす原因になります。
2-2-2.思うように薄毛の改善が出来ないストレス
そして、思うように薄毛が改善されないことにもストレスを感じてしまいます。
薄毛の改善には最低3ヶ月ぐらいは様子を見た方が良いとよく言われているのですが、効果が表れてくれればいいが、思うように効果が表れないとそれもストレスになってしまいます。
2-2-3.日々の育毛行為がストレス
日々の育毛行為も慣れるまではストレスに感じてしまいます。
食事や睡眠時間に気を使い、さらにはシャンプーの仕方や育毛剤の使用も最初は習慣化出来ていないのでストレスになってしまいます。
3週間もすれば、ある程度習慣化されて慣れてくると思いますが、それまでは「早めに寝ないといけない、嫌いな野菜も取らないといけない、育毛剤を塗らないといけない」などが頭の中を駆け巡り、落ち着けないという人もいます。
3.ストレスを溜めないコツ
ここまで、ストレスが薄毛に与える影響を見てきました。正直ストレスが髪の毛に与える影響で良い要素は一つもありません。
僕自身も実践したストレスを溜めないコツについて5つ紹介したいと思います。
3-1.計画的に一日を過ごす
計画性を持って一日一日を過ごすことは、ストレスを溜めないことに繋がります。
たまの休日も計画が無く一日をだらだらと過ごしてしまうと、「何だか無駄になったな」という感情になりそれがストレスになってしまいます。
仕事の日も休日の日も計画性を持って過ごすことで充実感を味わいストレスを溜めないで済みます。
細かい時間割りやスケジュールを決めなくてもいいので、一日で自分がやることを決めておくと充実した一日を過ごすことが出来、気分も良くなるでしょう。
もちろん人間だれしもダラダラと過ごしたい日もあります。
なので、ダラダラしたい日はダラダラし、そうでない日、何も予定が無い日は計画的に予定を組んで「充実した一日だったな」と思える日にしましょう。
計画的に一日を過ごすメリット
・時間が無駄にならない。
・予定があれば、余計な心配ごとを考えなくて済む。ネガティブなことを考える暇を与えない。
余計な心配ごとを考えて、ネガティブになるとそれもストレスになってしまいます。
・充実した一日を過ごせば、気分もよくなる。
など、計画的に一日を過ごせば、多くのメリットがあります。
3-2.音楽でリラックスする
音楽は様々な場面で使われていて、医療の分野での活躍やリラックスさせる力にも注目されています。
音楽療法なども存在していて、骨を強くしたり、身体のコンディションを整えたりと、音楽には多くの効果が期待されています。
もちろんストレスにも効くとされています。
ストレスに効く効果的な音楽の聴き方
・自分の感情に合わせた音楽を聴く。
音楽の効果を引き出すにはその時その時の自分の感情に合った音楽を聴かないといけません。
失恋したときに失恋ソングを聞きたくなる気持ちと一緒で、気分の乗らない時は落ち着いた音楽を聴き、少しずつ元気になってきたら、音楽もそれに合わせてアップテンポの曲にしていくと、ストレスを上手く解消し溜めないことに繋がります。
・音楽を聴く時間は一日多くて1時間程度にする。
30分から1時間を集中して聞くのがリラックス効果があると言われています。
また、デスクワークや他のことをしながら聞くのもいいです。僕は、ブログの記事を書きながらよく音楽を聴いています。
・音楽に飽きが来ないように曲を変えることも必要。
音楽によるリラックス効果を得るためには、音楽に飽きが来ないようにする必要があります。飽きがあるとリラックス効果も薄れてしまいます。
・音楽を聴く方法
音楽を普段何で聞いていますか?
スピーカー又はイヤホンだと思いますが、効果のある方はイヤホンです。それも、耳の中に入れるタイプのイヤホンではなく、ヘッドホンの方が効果が表れると言われています。
可能なら、ヘッドホンで音楽を聴いてリラックスしましょう。
自分の好きな音楽を聴き、リラックスできるようにすれば、ストレスを溜めることも減ってくると思いますので、是非試してみてください。
3-3.運動を習慣化する
運動をした後はとっても体がスッキリして、ストレス解消にもなります。また、運動は薄毛にもいい効果があります。
運動の中でも筋トレなどではなく、ランニングやジョギングなどの有酸素運動がおすすめです。有酸素運動をすることで新陳代謝が上がり、血流がよくなるので、頭皮にいい影響を与えます。
血流がよくなれば、その分頭皮まで栄養を届けやすくなり、髪の毛の成長に繋がります。
目安としては30分前後の有酸素運動です。
3-4.暴飲暴食を避ける
ストレスが溜まると暴飲暴食になってしまう人も少なくありませんが、食べすぎたことが余計にストレスになってしまいますので避けましょう。
かといって、意識してしまうと余計食に走ってしまいますので、食べることを忘れるくらい予定を組みましょう。
先ほどの、「3-1.計画的に一日を過ごす」ということに繋がりますが、食のことも忘れられるぐらい没頭できるものがあれば暴飲暴食は避けられます。
もちろん一日3食をバランスよく食べることは重要なので、それは意識して、あくまでも暴飲暴食を避けましょう。
暴飲暴食をしないコツ
・暴飲暴食をしないと意識しすぎないようにする。
意識しないようにすると返って意識してしまう場合があるので、考えすぎないようにしましょう。
・食の事も忘れられるほど、没頭できる予定を組む。
・食事の時によく噛むようにする。
よく噛むことによって、満腹に感じるのも早くなるので食べる量が減らせます。目安としては一口30回から50回です。
3-5.マインド面を強化する
マインド面の強化は重要です。我々は固定概念に支配されていることがほとんどです。
その固定概念を持たないことがストレスを溜めないことにも繋がってきます。
考え方が変われば、ものの見方も変わってきますので、普段ストレスに感じるような出来事も考え方によっては何とも思わなくなることも多くあります。
おすすめなマインド面の強化法
・偉人の言葉を参考にする。
・自己啓発の本を読む。
・モチベーションが上がる動画を見る。
僕もやっていることですが、偉人の言葉を見たり、本を読むということだけでもかなり考え方が変わります。ポジティブに物事をとらえることが出来るようになり、精神的にも楽になります。
ポジティブになり、精神的にも楽になればストレスから解放されることも多いです。知人で飼っていた愛犬が無くなり、あまりのショックに知人も命を断とうとまで考えていたことがありましたが、本を読むことで元気を取り戻したということもあります。
それだけ、本や偉人の言葉には「人に夢を与え、元気にする、ポジティブにする」力があります。
4.上手にストレスを発散する8つの方法
僕も実践しているストレス発散法を8つ紹介します。出来ることから是非日常に取り入れてみてください。
合わなければ無理に続ける必要はないので、自分に合う方法でストレスを解消していってください。
4-1.とにかく笑顔でいること
笑顔がもたらす効果の中で、1番大きいのがストレス解消と言われています。笑顔になると、脳内では、セロトニンが大量に分泌されます。
幸せ物質とも呼ばれるセロトニンによって、ストレスが解消されます。また、笑顔でいると気分もよくなり、気持ちを楽にする効果もあります。
笑顔でいることを意識して、生活してみると自分の変化にも気づくのではないでしょうか。
4-2.親指がストレス発散に貢献する
親指にも脈があり、これに息を吹きかけると心拍数を落ち着かせることが出来、心の落ち着きにも繋がると言われています。
冷たい空気を親指にかけるだけでもストレス解消の効果が期待できるということなので、ちょっとした隙間時間に出来るので、是非試してみてください。
4-3.緑茶の力を利用する
緑茶のうまみ成分の「テアニン」というものがあります。この「テアニン」はリラックス効果があり、ストレス解消にもなるようです。
僕は普段から緑茶を飲んでいるので、その効果を感じているのかもしれません。
4-4.深呼吸や瞑想をする
深呼吸や瞑想にはストレス解消効果があります。深呼吸をすることで、自律神経を落ち着かせることが出来、リラックス効果を得られます。
また、瞑想にはハッキリとストレス軽減する効果があると証明されています。瞑想は習慣化すれば、ストレスが溜まる前にストレスを解消してくれます。
深呼吸法と瞑想法
◎深呼吸のやり方
①背筋を伸ばして鼻からゆっくり肺いっぱいに息を吸い込みます。
息を吸うことに意識を向けます。(立っても座ってもどちらでもいいです)
②お腹が3cmから5cm膨らむまで息を吸い込みます。
③吸い込んだら、鼻からゆっくりと息を吐きます。目安は吸い込んだ時の時間の倍の時間を使って吐きます。
④①から③を繰り返します。5回から10回繰り返します。
◎瞑想のやり方
①静かで、自分が落ち着けるところに行きます。(自分の部屋など)
②背筋を伸ばし、目は閉じておく方が集中しやすいです。
③余計なことを考えず自分自身の呼吸に意識を向けます。
雑念などを考えてしまうことも最初はあると思います。雑念が頭に思い浮かんだと気付いたときは再度呼吸に意識を向けて呼吸音に集中すると、雑念も無くなっていきます。
④呼吸は鼻から吸って鼻から息を吐いていきます。
⑤呼吸に意識を集中させて、5分から10分間行います。
慣れないうちは1分でもいいです。慣れてきたら徐々に時間を増やしましょう。
深呼吸や瞑想はいいことだらけですので、落ち着きたい時などにも使えますので、是非試してみてください。
4-5.ガムをかむ
先ほど話に出た「セロトニン」はガムを噛むことでも分泌されます。
ガムを噛むことで、脳内から幸せ物質の「セロトニン」が分泌され、心を落ち着かせたり、集中力を上げたり、ストレスを緩和することが出来ます。
手軽に噛めるので、ストレスを感じたと思ったら、ガムを噛んでみるのも一つの手です。
4-6.ヨガやストレッチ
ヨガは自然の力を体内に取り入れることで、心を落ち着かせることが出来ます。身体を動かすことでもリラックス効果があるのですが、ヨガは自分の内側にも働きかけて、体と心を一体化させます。
一体化させることにより、心を落ち着かせてストレスを解消する効果が期待できます。
ヨガ教室に通ったり、スポーツジムでもヨガが出来るプログラムがあるので、やってみたいという方は試してみるのもおすすめです。
ストレスで身体が緊張状態になりこわばってしまうことが多いですが、これをストレッチによりほぐすことでストレスの解消に繋がります。
身体の軟らかさには個人差があるので、無理に身体を伸ばさないようにしましょう。自分の出来る範囲で足を延ばしたり、首をほぐすなどして、ストレッチ習慣を取り入れましょう。お風呂上がりの体が温まった状態でストレッチをすると、効果も感じやすくケガもしにくいです。
4-7.趣味に没頭する
趣味に没頭することで、余計なことを考えなくて済むのでストレスの悩みも軽減します。スポーツをするのもいいし、映画鑑賞でもいいです。
料理が好きなら料理をするのもいいです。自分の好きなことをして、ストレスの事を忘れるというのもストレス解消にはいい方法です。
4-8.思いっきり身体を動かす
これは、運動にも繋がりますが、思いっきり身体を動かすと、とてもスッキリします。
また、身体を動かしているときは、他のことも忘れられるので、余計な心配事や不安が頭から離れ、ストレスも溜まりにくいです。
ジムに通ったり、フットサルや野球などのスポーツをするのもいいです。
太陽を浴びたり、スポーツ仲間に愚痴や話を聞いてもらうことなどもストレス解消に繋がります。
5.まとめ:ストレスは薄毛の大敵!ストレスを上手く発散し薄毛の進行を止めよう
ここまで、「ストレスは薄毛の大敵!ストレスを上手く発散し薄毛の進行を止めよう」ということで、ストレスが原因で薄毛になりうるという話と様々なストレス発散法について解説してきましたが、いかがだったでしょうか?
このページの要点は以下になります。
・ストレスが原因で生活習慣が乱れ→生活習慣の乱れにより薄毛を引き起こす
・ストレスを溜めないコツをうまく活用する
・自分に合うストレス発散法を見つける
ストレスと薄毛の関係について書いてきましたが、ストレスが薄毛に与える影響は大きくあります。ストレスの原因を理解し、自分自身に合ったストレスを溜めないコツ、また発散する方法を見つけて、日ごろのストレスから解放されましょう。
全くストレスフリーということは難しいかもしれませんが、ストレスがなければないほどいいです。僕の会社ではストレスで10円ハゲになってしまった人もいます。
急激に感じるストレスは急激に体調を悪くし、髪の毛にも良くありません。紹介してきたストレスを溜めないコツと発散法を参考にストレスフリーにして、健康な髪の毛を育てていきましょう。
以下記事では、薄毛で辛い経験をしたことや克服法について記載しておりますので、薄毛で悩んでいる方は是非参考ください。